- 昭和13年築で空き家となっていた町家をリノベーションし、まちなかのサロンを兼ねたゲストハウスとした。
- 母屋・中庭・戸前・蔵という伝統的な平面構成を活かし、風が通り抜け、木のぬくもりを感じられる心地よい空間とした。
- 元は和室2間であった玄関横を1室の板張りとして、流しを新設し、各種催しに対応できるスペースとした。
- 元の土壁づくりの粘り強い耐震性能を活かすため、木製開口フレームや格子壁等の靭性の高い補強を施した。
- 2階に2室ある就寝室は、天井を落とし欄間上での通気を可能にし、断熱材を新設することで、通風・空調性能の向上を図ると共に、長年建物を支えてきた小 屋組を表し、歴史を感じられる空間とした。
- 計画づくりや、漆喰塗り等々をWS形式とすることで、多くの方が参加し、完成後も地域から愛される建物づくりを意識した。
富山県高岡市
ゲストハウス(町家改修)